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IWC

メンズとしてのIWCパイロットウォッチ36ミリ

宮本 泰成

メンズウォッチとしての36ミリというケースサイズ。

 

腕時計の用途、

またはファッションによるところが大きいのですが、

多様なニーズとともに、自由に時計を楽しむ時代になっており、

単にケースの大きさだけで男性モノか女性モノかを区分することは難しくなっております。

 

昨今の腕時計業界の「普通」で申し上げますと、

36ミリは女性モノであることが多いと思います。

 

実際に、IWCのレディス(レディスとは言い切っていない場合もありますが)は、

35ミリか36ミリを主流にラインナップされています。

 

 

 

 

IWC  IW324010

パイロット・ウォッチ・オートマティック 36

59万5千円(税抜)

 

このサイズでもムーブメントをインナーケースに入れておりますので、

IWCパイロットウォッチ伝統の耐磁性能があるのも素晴らしいですね。

 

 

 

 

写真左はブルー文字盤ですが、いわゆるド定番のパイロットウォッチ マーク XVIII

サイズはこれで40ミリですので、明らかにサイズが違うのがわかると思います。

 

 

 

 

36ミリの装着図

綺麗に収まっています。

シャツの袖口にも余裕をもって入ります。

 

 

 

 

袖をまくって、二の腕寄りにあげて着けると!

うーん、カッコイイ! このサイズ感が大好物な方いらっしゃると思います。笑

 

ちなみに、このモデル、IWC社はメンズともレディスとも言っておりません。

そして、冒頭で書いた通り、単にケースサイズのスペックだけではメンズレディスを区分できません。

ただ、各パーツのサイズと全体の大きさとのバランスであったり、

タテ・ヨコ ・厚さ、それぞれのバランスのとり方で、

現代の時計であっても、見事に36ミリケースでメンズ時計のオーラが出てきます。

このあたりが、本当に時計は面白いな、と思います。

 

 

 

 

さて、最後に、ベイシススピーシーズみんな大好きインヂュニア40ミリの登場。

傷だらけの私物ですが、横に並べてみました。

 

 

 

以上のように、決して大きくない40ミリの時計と比べてみてもこの小ささですが、

男性の腕に乗せればシックリくるし、違和感もなし、

それでいて、存在感がしっかりある。

そんな魅力的な時計、パイロット・ウォッチ 36。

とても面白いと思います。

 

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