今日、パリのロックダウンが解除されたことをニュースで知ったのですが、

それに合わせて私の敬愛する靴メーカーのウエストン（J.M.WESTON）も大部分のショップで今週から営業を再開するらしいことがわかりました。旗艦店のシャンゼリゼ通り店や本店的な顔をもつ（本店とは公称していないが）ビクトルユーゴー店、あとスイスのジュネーブ店など続々と明日12日にreopenとなるようです。

写真は2017年のパリ滞在時に撮ったもの。もともとアバンギャルドなイメージのあったシャンゼリゼ通り店が店舗建て替え中ということで、約１年間、すぐ近くの映画館を貸しきり、臨時営業していたところをたまたま訪れました。一番上で靴を選び、最前列まで降りて試着させてもらう。とてもアバンギャルドな仕組みでした笑

しかし私はこの年、どうしてもビクトルユーゴー店の接客を受けたくて早々にシャンゼリゼ通り店を後にし、写真2枚目の店舗へと向かいました。小ぢんまりしていますが、おもむきと風格のある店舗。じっくり一時間以上、ひとりの熟練店員さんに対応していただき（途中スタッフもう一人の参戦もありましたが）、その間に他のお客さんは誰も来ず。ひっそりとした店内に私一人。紳士でとてもプロ意識が高く、作られたコミュニケーションとは違うリアルでしっくりくる接客。とても貴重な勉強をさせてもらったのをよく覚えています。

コロナ第二波の心配も拭えませんが、大好きなウエストンの復帰と大好きなパリ復活の兆しがとにかく嬉しく再開おめでとうございます。という気持ち。