アイザワがブログを書いております。 スミザワ 「フ~ム… なるほどそのネタいいね…」
スミザワ 「あ、お客さん?…」
スミザワ 「いらっしゃいませ~」
アイザワ 「フゥ… やっと、ブログに集中できるわ ♪…」
なんてやり取りがあったワケではありませんが
タイトルにもどり、パネライの特徴
パネライの特徴のひとつ… 革バンドの時計が多いです(ラインアップのほとんどが革バンドモデル)
写真の「フィッシュテール」と呼ばれるバックルのほかに「BDR」という、ふた通りのタイプがあります
アフターパーツとしてストラップ(革バンド類)が豊富にあるのもパネライの良いところ
革質、発色、縫製… ともにすばらしい仕上がり
さすがオーストリアHIRSCH社製ですね お客さまの評判もすこぶるよい
もうひとつ、パネライの特徴
これはもう最大の特徴といってもいいかも知れません 「ロックレバー式リューズプロテクター」
誰が見ても一瞬でパネライとわかるシンボルです
現在の防水時計の世界水準はロレックスが開発した「ネジ込み式ロックリューズ」
今や世界中の時計メーカーが防水性を出すために、この機構を使います しかし…
パネライは、時計ほか水中計測機器類をイタリア海軍に卸していた第二次大戦当時のまま、
頑なに、意地になって、 いやポリシーをもって続けています
そういうの好きですね
ロックを解除した状態。こんな姿になって… パネライに 「キュン」となってしまう瞬間(笑)
ちなみにパネライもラジオミール・シリーズでは「ねじ込み式」を採用していますが
パネライ史上、最高の防水性を誇る「ルミノールサブマーシブル 2500M (2004年)」をはじめ
ちょうど生産終了が決まってしまった「1950サブマーシブル1000M」など
パネライは高防水スペックのモデルすべてを、この「ロックレバー式リューズプロテクター」でたたき出しています
さすが防水時計専門ブランドですね 独自性がたまらないです
さらにもうひとつ
画像でおわかりになりますか?
「12」の型にくり抜かれた黒い文字盤
その、くり抜かれた「穴」の下から薄っすらグリーンに光る夜光塗料
上面である文字盤と下地となるパーツに挟み込まれたルミノバ(夜光塗料)…
という構造から「サンドウィッチ文字盤」と呼ばれ、他のブランドでは見られない特徴です
夜光部分の輪郭がくっきりとするので、夜はとても見やすいですね
これもイタリア海軍に卸していた当時、実際にパネライがやっていた伝統的ディテール
ほかにもたくさんありますが
パネライの魅力はルーツからまったくブレないことですね