パネライの自社ムーブメントとして、
すっかり定着した感のあるキャリバーP.9000系シリーズ
その内訳は、cal.P.9000 , P.9001 , P.9002… 大きく分けて3つあります
今日はその中でもっとも定番となるP.9000を搭載した
「ルミノール サブマーシブル 1950 3days 」をご紹介したいと思います
PAM00305 LUMINOR SUBMERSIBLE 1950 3DAYS 90万3000円(税込)
さっそく試着してます。
手首へのフィット感はウラ蓋全面でペタッと乗るタイプのもので、とても心地よい「乗っかり感」です
肌触りもしっとりしていて、いいですね。 このへんはさすがチタンケースですね~
47mmあるケース径はパネライの中でも最大級ですが、
ケース径のわりに、厚みはそれほどないと思います
なので、スーツとの相性もいいですね(自画自賛) 笑
パネライの高級感は、煌びやかな高級感とは少し違うと思ってます
撮影もライティングでビカビカに光らせるのではなく
このように何気なく撮ってあげた方が、パネライの良さが引き立ちます
リューズプロテクターが主張します(ピンボケですいません…)
1950ケースに装着されるプロテクターは通常のものよりも大きく、そして半円のアーチが緩やかです
とてもダイナミックに感じるところです
ちなみに回転ベゼルが装備されるのは、このモデルを含めたサブマーシブルシリーズの3機種のみです
※ 1950(イチキュウゴ マル) ケースとは
おもに自社ムーブ搭載モデルにのみ使用される専用ケースの呼び名(通称)で、パネライが1950年代にイタリア海軍に支給していた当時の形状を忠実に再現したケースです。横から見るとラジオミールのようなプックリとしたラインがアンティーク感満載で、正面から見るとクッションケースの四隅のエッジが効いていてシャープな印象を感じさせる、とても複雑な形をしています。
静かにたたずむ、とっても凛々しいカット。自己マンかもしれませんが、気に入ってる一枚(画像)です(笑)
回転しないシンプルなベゼルも好きですが、見るからにタフさを感じるこのモデル…好きですね
1950ケースに回転ベゼルって、現行ではこのモデルだけなんですよね〜
サブマーシブルはルミノールシリーズに属するのですが、通常のルミノールとは大きくデザインが異なります
もちろんラジオミールとも違う… それはなぜかというと
サブマーシブルだけルーツが異なるんです
「パネライといえば イタリア海軍の時計」… というのが一般的に知られた事実ですが、
実はパネライは過去に、エジプト海軍のためにもごく少数の軍用潜水時計を製造しています
このエジプト海軍のために作った時計をベースにしているのがサブマーシブルなんです
なんだかエジプトの海軍って、あまりイメージできないですけどそういう経歴をもっています
写真上:パネライがエジプト海軍のために実際に製造した潜水時計
下は約7年前に購入した、わたしのサブマーシブルです
(ちなみにわたしのサブマーシブルは自社ムーブではありません)
今はもう廃盤になってしまいましたが、日々、愛用しています