クラシカルなスポーツクロノグラフです
PAM00213 パネライ・ルミノール 1950 ラトラパンテ 134万4000円(税込)
このモデルはクロノグラフの中でも非常に複雑な機構「ラトラパンテ」を積んでいます
ラトラパンテとはフランス語で「追いつく」というような意味があります
他に、まったく同じ機構を「スプリットセコンド」と呼ぶブランドもあれば、
「ドッペルクロノ」と呼ぶブランドもあります
どれも言葉は違いますが、それを指す機能は同じです
ちなみにスプリットセコンドは英語で、「割れる秒針」…
ドッペルクロノはドイツ語で、「ふたつ(ダブル)のクロノ」という意味です
この機構をもつ時計を見たことのある方であれば、
「ふたつ」 「割れる」 「追いつく」の意味はすぐにわかると思います
ネーミングってすごいですね〜
シンプルにわかりやすい、的確ですね
では、どういう機能か…
簡単に言うと、「 複数の時間を計測できる 」≒ 「 ラップタイムを計れる 」クロノグラフです
言葉にすれば簡単なことですが、これを機械式で実現するのは大変なことです
このへんは、ぜひご来店の際にご説明させていただければと思います …
とてもクラシカルですね〜
基本的にパネライはクラシックだと思うのですが
このモデルはその中にあっても、さらにクラシカルな魅力があります
たとえば… こんなところ
「レイルウェイ目盛り」
見ての通り、秒・分の経過を測る目盛りがレイルウェイになっています
古くから、エレガントな時計に多く見られるこの様式ですが、
デザインが複雑(繊細)になるクロノグラフの文字盤との相性をうまく生かしています
6時位置のインデックス「6」の夜光塗料が、こんもりと盛られたペイント感もクラシカルですね〜
絶妙です
※ このモデルの生産自体はすでに終ってしまいましたが、その最終生産年に600本のみ作られたスペシャルな1本です。
後継機がドーム風防をやめてしまったことを考えると、これは非常に貴重なモデルです。