こんにちは
12月もなかば
寒くなる一方の長野駅前です
みなさん体調管理に気をつけましょう
今日は2011年SIHH発表の新作、パネライの「 デイライト 」
PAM00356 パネライ・ルミノール クロノ デイライト 81万9000円(税込)
こちらの新作デイライトは、クロノグラフながらとてもシンプル
ケースはサテン仕上げです(すこし荒番手のヘアライン仕上げ)
サテンらしく、派手な印象はまったくありません
ですが、ステンレスの硬質感がうまく引き出されているので、「完全なつや消し」というわけではありません
(画像は特にライティングしていませんが、自然な光沢が出ています)
ルミノールの伝統的な特徴 「リューズプロテクター 」
時計にとって繊細な部分であるリューズを完全にガードしてくれる安心感は、日常生活においても充分に体感できます
ちなみに、ロックを解除するレバーのツマミは下付き(リセットボタン側)です
ロックレバーを解除した状態
レバーの付け根にローラーが付いているのがわかるでしょうか?
こちらは2007年ごろから改良された部分です
金属と金属が擦り合わさる部分なので、耐磨耗性に役立っています
「伝統と革新」… パネライのコンセプトを地でいっている部分ですね
(特に公表もせずに、改良が加わっていることが多いですね… パネライは )
ストラップは黒のカーフ、ステッチはベージュです
文字盤のアラビアインデックスの配色(サンドベージュ)とさりげなく好相性です
「フィッシュテール」と呼ばれる大型で先太りしている尾錠
これは1930年代にパネライがイタリア海軍に支給していた時計が、実際にこの意匠であったことに由来しています
あ、あとカーフストラップのライナーレザー(裏革)も同色のブラックになっています
革靴メーカーなども、高級ブランドになるとこのようにライナーは同色だったりしますよね…
ストイックなディテールだと思います
画像の時計ケースのラグ裏とラグ側面をご覧ください
ストラップの付け外しをワンタッチで可能にするボタンです
パネライはさまざまなストラップを付け替えることを楽しむ方が多いのですが
数年前までこんな仕組みになってはいなかったのです
こんなところにも、パネライの「革新」があります
これも2007年ぐらいからの変更だったような気がします(ちなみに、以前はビス式でした)
(このボタンの使い方は店頭にてご説明いたします。格段に交換しやすくなりましたよ!)
「伝統と革新」
バランスが大事ですね~
↑ すばらしいバランス (笑)