昨日のブログ「16世代 、卒業」では
IWCパイロットウォッチの生産終了をお伝えしましたが
こちらのパイロットも残念ながら生産終了
バーゼルワールドの時期はしようがないですね
新旧入れ替わる季節です
ゼニス・パイロット クロノグラフ 03.2117.4002/23.C704 59万8500円(税込)
もっともシンプルなエル・プリメロ搭載のモデル
横配置のツーカウンターと、6時位置のカレンダーにより
左右対称のデザインです
ななめから
さらにななめから
横から
置いたところ
裏から
ローターにはル・ロックルのマニュファクチュール、と刻印されています
最近多く見掛けるようになった、がっちりとプレートを使ったドイツ的なムーブメントとは違い、
複雑な仕組みや力の伝達がしっかり見て取れます
メンテナンス性や耐震性のためかもしれませんが、
はやりのメジャー系ブランドの自社ムーブメントでは、こんなによく見えるものはありません
裏スケとは言っても、ほとんど何も見えない…なんて時計も多いですね(それも嫌いじゃないですけど)
そこへいくと、ブライトリングの「キャリバー01」はちょうどその中間ぐらいですかね
スイスで数本の指に入る、生粋の自社一貫生産の時計ブランド・ゼニス
大量生産できない希少なエル・プリメロを複雑モデルにばかり使わず、
シンプルなモデルにも使って欲しいですね
そういう意味でも、こういうモデルが生産終了してしまうのは
もったいないな〜