IWCから、自社ムーブ搭載のポートフィノが入荷です
※ なぜかカメラがシネスコ的モードになっていたので、今日は横長の写真です
こちらはポートフィノの中でも、自社ムーブを搭載した3本
左)ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズ(ブラック)
中)同じく、ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズ(シルバー)
右)ビンテージコレクション・ポートフィノ・ハンドワインド
左2本は昨年の新作でそれぞれ色違い
右のモデルのみ、別枠となるモデル(2008年デビューの5年目)
とても似てるけど、左2本と右の1本は非なるモデルなんです
ハンドワインド・エイトデイズの2本
ケース径 45mm
モデル名の通り、8日間のロングパワーリザーブ(およびその表示機能が8-9時位置に)
指針類はリーフ型で統一され、ブラック文字盤はスチールカラー針でクールに
シルバー文字盤は金色針でやわらかい印象になっています
アリゲーターストラップは、イタリア高級革靴ブランド・サントーニ製!
こちら2本にはIWCが2011年に製品化させた、いちばん新しい自社キャリバー cal.59210を載せています
それがこれ! cal.59210
最近はやりのプレートだらけのウラスケ… 中が見られません (笑)
見るからにガッチリした設計で、ちょっとやそっとの衝撃にはビクともしなそうな、IWCらしいキャリバーです
わたしは基本タフ時計が好きなので、こういうの嫌いではありません(仕組みはほとんど見えませんけど…)
一方、こちらはヴィンテージ・コレクションの枠組みからリリースされているポートフィノ(こちらも手巻き)
ケース径 46mm
パワーリザーブは46時間
文字盤上にパワーリザーブ表示はありませんが、こちらにはムーンフェイズが!
針はいわゆるブレゲ針で、素っ気ないほどシンプルです
インデックスは白く縦長のローマ数字のプリント
エイトデイズにかすかなモダンさを感じる一方、このヴィンテージポートフィノにはストイックなクラシカルさを感じます
IWCが創業当時からずっと作り続けている伝統の98系 cal.98800
まず目を引くのは、やはり超長い緩急針! 「SLOW – FAST」の精確な調整を可能にします
チラネジ付きのテンプと、その振動数はロービートの 18800 A / h
いわゆる、むか~しの時計、的な「チクタク感」を目と耳で愉しめます
手巻き時に発する音もかなり大きめで、原始的な機械式時計の醍醐味を感じます
エイトデイズのリューズ
IWCらしいオーソドックスな刻みが入り、巻き心地も良好(8日分も巻くので、巻きづらいのは困ります 笑)
こちらはヴィンテージ・ポートフィノのリューズ
刻みの幅は少し狭いが、巻き上げ易さは抜群
先端を丸くドーム型にしたデザインもクラシカルさを増してます
時計のカッコ良さに、重要な要素となるリューズのデザイン
じつはかなり重要です!
同じく、あなどれないディテール
エレガントな尾錠です
こちらは両モデル、同じデザインのようですが…
どちらもクラシカルエレガントなポートフィノですが、
最新ムーブメントから随所のディテールにモダンさを感じる「エイトデイズ・ポートフィノ」と
すべてクラシックに徹している「ヴィンテージ・ポートフィノ」…
どちらがワクワクさせてくれるかな…