現在、ベイシススピーシーズではブライトリングフェア期間中ですが、
本日11月28日(木)は、「メカニカルクロノグラフマスター(アドバンス)」の講習を受けるため
ブライトリングジャパンのある浜松町(港区芝公園)へ行って参りました
メカニカルクロノグラフマスターとは、ブライトリングの時計について、
おもにその構造やムーブメントについての知識および技術(技術はほんのさわり程度ですが)を学び、
人に教え伝えることができるスキルを持った人… といったところです
ではアドバンスとは?
単純にそれプラス、cal.01をはじめとする自社キャリバーの分解組立をカリキュラムに盛り込んだ上級編ということになります
もちろん既存のメカニカルクロノグラフマスターを取得している人でないとアドバンスは受講できません
トレーニング室に入ると、こんな風に用意してくれていて感激です
ミネラルウォーターがあるのは、あくまでもトレーニンングということで、わたしたちへの配慮でしょう
おそらく本来は作業テーブルに飲み物など無いのでしょうね
cal.01とスイス公認の技術トレーナー資格保持者の林さん(本日のメイン講師)
本日は的確な補足説明をしてくれた、同じく技術トレーナーの児島さん
(水平クラッチの図解がわかり易かったです)
さあ、指サックをして分解です… と言いつつ
今回ブログではテクニカルな説明はあまり書かないことにします(莫大な筆量になってしまうので)
どうぞ店頭にてたっぷりと説明させてください m(_ _)m
徐々に分解していきますが、ブライトリングの自社ムーブメントはモジュール式といって、
大枠の分解をほんの数個のビスをハズすだけで完了してしまいます
ローターとエスケープメントをハズし
主役のクロノ部をゴッソリとハズし、大枠のバラしは完了(この瞬間はかなり快感です 笑)
所要時間も、慣れない私たちでさえ説明を受けながら5分程度でしょうか
ふたたび組み上げたcal.01と私物クロノマット44
ほぼ同じ位置関係にして並べてみました
その後、比較対象の意味でも、cal.13やレマニア(旧コスモノート)についても少し学び終了
お疲れさまでした….
機械式時計、しかもクロノグラフ…
どう考えても趣味性の高い時計ブランドに違いありません
ユーザーさんのほとんどが、ブライトリングという時計を趣味的な気持ちで購入されていると思います
ところがブライトリングは、そんなユーザーさんの気持ちに甘えることなく
本当に実用を考えていると感じさせてくれる時計ブランドでした
今後も、そんなプロフェッショナルな時計を作り続け、
わたしたちをワクワクさせ続けて欲しいですね
ブライトリングファンとしては、とても贅沢な記念撮影です
林さん、児島さん、また今回一緒に参加したみなさん、ありがとうございました
ちなみに「趣味性に甘える」という意味は、
多少、壊れ易くてもそこが可愛いところだ… とか
使い勝手が悪く、手間が掛かってもそれを使いこなすのがカッコ良いんじゃないか… などなど
ユーザーさんのブランドに対する愛着心からくるご好意に甘え、改善や改良、進化を怠ってしまうこと…
ブライトリングは本当にそういう事が少ないと感じさせるブランドですね