伝統的な時計産業の中心地であるスイス西部から、
はるか遠くに離れた場所「シャフハウゼン」
IWCはスイスでも特殊な地域で創業し発展した時計メーカーです
だからこそ、
と言ってもよいと思いますが、IWCは独自の発展を遂げました
もともとが時計産業が盛んな地域ではないだけに、時計師に対する考え方(大事にするという意味で)も
他社と考え方が少し異なるのかもしれません
スイス政府に認定される時計学校を、民間の時計メーカーが保有しているというのも
本当に貴重なことです(生徒は4年間学ぶようです)
IWCの目的は、時計製造に関して、幅広く知ってもらうことだそうです
単純に、仕事に必要な実際の技術だけではなく、柔軟性や創造性、向学心やチームへの適応力といった
要素の育成も、IWCにとっては必要だと言っています
こういう活動は、簡単にできるものではないです
確固たる信念と、メーカーとしての信頼も必要、
そして、バックボーンとして 相当の余力が必要でしょう
「良い時計を作る」….
ということの意味の深さが、
違いますよね