こんばんは。
先週末、こんな時計をお持ちのお客様にお越しいただきました。
現在ご使用のストラップは表側からも裂け目が見えるほど…
残念ながら、こうなるともう交換ですね…
このお時計はアンティークウォッチを購入したものではなく、お客様のお父様より受け継いで、もう40年ほどになるそうです。
正真正銘のK18金無垢のグランドセイコー、持つとずっしりです!
お話を聞くと、ふつうに毎日お使いになっているのがわかりましたし、
そして同時にとても大事にされているんだな… と感じました。
機械式時計がこうして長く、ちゃんと人の腕の上で愛用され続けているのを目の当たりにすると、
それこそが価値なのだろうと思います。
本日はご覧のモレラートに交換させていただきました。
革バンドは、ご使用になるかぎり必ず寿命がきますが、こうして新しくしてあげることで、
また少しだけ、新たな気持ちでこの時計を楽しみながら日々を過ごせますね。