IWC|ヴィンテージ・コレクション・ポートフィノ・ハンドワインド(99万円+税)
IW544801
IWCとしては珍しいローマインデックス(プリント式があえてよい)。
ピーンと細く張りつめたように細い針(伝統的な穴あき針がよい)。
秒針はスモセコだけど、同じく細いから5振動ロービートのギザギザを確実に感じられる! 良い!
それと、あくまで紳士的に、ほのかに色気を感じるブラック。
手で覆って陰をつくってあげるとクッキリと現れるローマインデックス。
ガラスはもちろん無反射コーティングをしているから視認性もよい。
それに46mmケースで大きいから、単純にそういう意味でもとても見やすい。
当たり前のことだけど時計だから見やすいのは大事ですね。IWCらしい!
キャリバー98系のムーブメント。
FAST-SLOWの緩急針がこんなに長いなんてとても良い!(ジョーンズキャリバー最大の特徴)
クラシックなチラねじが、ゾクゾクするでしょ?笑
これ、今は止まっていますが、
その状態もじっくり見れて良いし、動いているときもロービートだから往復運動してるのがちゃんと見れてなお楽しい。
このモデルはIWC社140周年の年に、各シリーズのファーストをモチーフにして発表されたコレクション。
2008年のデビュー時に発行された資料がこちら、当店はいまでも大事にとってあります。
これが各ファーストモデル。当時のオリジナルの写真。
ど真ん中にあるのが、初代ポートフィノ(ポートフィノだけ、えらくでっかい!)。
いよいよ今週末からIWCフェアが開催されます。
IWCファンの皆さん、こちらのモデルも(売れてなければ)ご覧になれます。お楽しみに。
このモデルを紹介しておきながら、ムーンフェイズにまったく触れていないって??
確かにその通りですが、そこだけがフィーチャーされるのもちょっと違うと思いますね、このモデルの魅力は
そこじゃないような気すらします。
ということで、きょうはここまで。