例年通りの賑わいを見せたSIHH会場でしたが、
今までにない兆候もありました。
それは、例年通りですと、ごく限られた10数の高級ブランドのみので開催されるある意味閉ざされたSIHHですが、
今年は、いわゆる「独立時計師」的なブランドや超高級な新興ブランドがそこに加わり、
その集合体として、専用の一区画が用意されていていたこと。
(前回のブログ「SIHHジュネーブサロン2016-2」はこちら)
SIHH会場入り口ゲート前
ここはメインの会場内
そしてここから先のスペースが新興ブランドコーナー。メインスペースに引けを取らない賑わいと注目度。
かのフィリップデュフォーさんも来客側としていらしゃっていました。写真に、かすかに写っていますがわかりますか??
クロノス日本語版主筆の広田さんもこちらのスペースでお見かけしました。
じつは、このスペースからさらに奥に入れる狭いコーナーがありまして、
そこでは、今日アップした時計なんかよりも、
もっともっと実験的で前衛的と感じる時計(腕時計ではなく鳩時計)がいくつか展示されていて
非常に興味深く拝見しておりました。
ジュネーブサロンも、第一回目が開催された1991年からもう四半世紀が経ちます。
新たなる開催スタイルへの、強い欲求と模索を感じました。
次回は「SIHHジュネーブサロン2016-4」へ。
http://basisspecies.jp/staff-blog/2016/02/sihh2016-.php