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2020年のウォッチショー
宮本 泰成
台風19号による長野県内の被害は大きく、
わたしの想像をはるかに上回るものでした。
幸いにも弊社スタッフに深刻な被災はなく、
現在、みな通常通りに出勤し店も営業しております。
しかし安全も危険も隣り合わせ。
いま、特にそんな気持ちです。
被災された皆さまには、
一刻も早い復興を願うばかりです。
さて、来年のSIHHのお話しを。
まず、時計に詳しい方ならご存知かと思いますが、スイスで開催する世界の二大時計展示会は上にあげたSIHHともう一つがバーゼルワールドですが、そのSIHHが来年名前(イベント名)を変えるようです。
Watches & Wonders
これが新しい名前です。
第一報として私に入ってきた情報源は数日前のSNSで詳細はいまだ分からず。しかしこれだけ大きなイベントの名前が変わるということには、なにかしらの意味があるのだろうと感じています。
ひとつわかっている事は同名のイベントが2013年以降、毎年(おそらく毎年)香港で開催されていて今年に関してはそれが米マイアミで開催されたということです。しかも、このイベントの情報が日本にほとんど入ってきていなかったので知られていませんが、趣旨がSIHHと近く、要は、最高のウォッチメイキングと伝統を培った最高級の時計の数々が見られるイベント…といったものです。
当店が取り扱うリシュモン系ブランドも数年前に何度か参加しているので、やはりこのイベントと来年のWatches & Wondersが無関係ということはないと確信しています。
来年は、久しぶり(10数年ぶり)にバーゼルワールドとSIHHの期間が連結開催となり、業界ではこれも大きな話題となっておりました。このあたりも名前変更の理由の一つになっているのかも知れません。
そんな、来年の動向が楽しみな時計業界のお話でございました。
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