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夏時間(サマータイム)の終了
宮本 泰成
スイスを含む欧州では、つい3日ほど前の10月27日に夏時間(サマータイム)が終了して通常の時間に戻りました。日本にサマータイムはありませんのであまり馴染みがありませんが、一年の中でも日の出の時刻が早まる時期に、その日照時間の長いことを有効利用しようとしたもので、元々は、40年ほど前の石油ショックの際に決まった制度です(スイスは隣国の採用にも関わらず、そこから10年近くも遅れて実施国となりましたが)。
私はスイスには、おもに時計の展示会への出張で行きますが、ちょうどサマータイムに切り替わるタイミングで滞在したことも何度かあります。電車、飛行機、商談のアポイントなどなど、日本人としては慣れないこの制度に結構神経を使うのですが、確かに夜8時を過ぎても街じゅうがまだ普通に明るい(自然の力で街じゅうが明るい)のですから経済効果は間違いなくあると思います。
日本でも、過去に何度かサマータイムの導入案も出ていますが実施はされていません。メリットデメリットはありますので、スイスでも同様に逆の立場から、廃止の案も出ているようです。日本でのサマータイム… メリットデメリットはあれど、私はちょっと興味があります。
さて、来年2020年のスイスのサマータイム開始日は3月29日(日)。午前1時になるタイミングで2時になって始まります。バーゼルワールドおよびWatches&Wonders、来年は4月下旬から5月にかけての開催ですので、その頃はもう既にサマータイムということですね。
画像は今年3月下旬に滞在した際の、快晴のチューリッヒ。
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