2019年にローンチした時計と時計のあるライフスタイルを愛する人に贈るデジタルメディア「HODINKEE japan」の世界観を紙媒体にした「HODINKEE Magazine」が創刊しました。
なんでもオンラインが主流となって久しい昨今。時計業界の雑誌もご多分に漏れず、殆どの雑誌が既存の紙媒体を軸にしながらウェブ展開をしています。
今回のホディンキーに関しては、いわゆる逆の経路をたどった新しい時代のケースかと思います。
ウェブが軸となりつつ、紙(雑誌)へと発展したタイプ。
昨日、このホディンキー日本語版が編集部よりお店に届いたので開封してみました。
なるほど、紙でないと伝わらないような生っぽさのある記事や写真の数々。
いわゆる雑誌とはちょっと違う、書籍とも言えない体裁。
今まであまり味わったことのないような雑誌です。
紙質や厚さなどからもそう感じるのでしょうか。
これからも興味深く、この雑誌を見ていきたいと思う内容でした。
私ども時計販売店も、決してオンラインで購入しない世界の“モノ”では無くなっていると思います。ですが、
高級時計というジャンルは、“物さえ届けばよい”、“アフターをちゃんとやってくれれば良い”
というだけの世界ではいけないと思っています。
“時計と時計のあるライフスタイル” HODINKEE
“Lovely life with watches” BASISSPECIES
時計ファンの方々に、時計そのものだけではなく、
“お買いもの”自体もその方にとっての「時計のライフスタイル」として楽しんでいただきたく、
また、思い出に残るような“お買いもの”、
そのような事を大事にしていきたいと考えております。
こちらは後半部分で紹介されていたGS(グランドセイコー)の新工場の取材記事。
場所は岩手県雫石町となります。
あとでじっくり読んでみようと思います。