スイス
ヨーロッパではもうすぐサマータイム
宮本 泰成
ヨーロッパのサマータイムは、毎年3月最終週の日曜日(午前1時)に始まると決まっています。今年は3月26日。あと一か月もすると、ヨーロッパのあらゆる国で、一斉に「時刻」が1時間進みます(その分10月に戻るので帳尻がそこで合います)。
サマータイムが始まると、太陽の日の明るさで世の中が動けますので省エネにつながり、明るい時間帯に仕事が終われば(業種によりますが、、)その後の時間を趣味や娯楽に費やせるため、平日でも消費が進み経済効果がある。これがサマータイム導入の二大目的ですね。
ちなみにヨーロッパ全域での話しですので当然のこと、スイスもサマータイムが導入されています。日本では過去に検討されたこともあるようですが実現はしていません。こればかりはメリットもデメリットもあるでしょう、是非は計り知れません。
さて、ここ数日の日本は日替わりで寒暖を繰り返しています。時には異常かと思うくらいの振れ幅で。気を抜くと体調を崩しますが、それは同時に、次の季節に向かっているのだな、と感じさせるものでもありますね。日本は季節がはっきりしていて分かりやすいと言われますが、ヨーロッパやアメリカでは、このサマータイムをもって季節の移ろいを感じているのではないか、と、ふと思います。
このブログを書いている今、
日本は午後5時半。
スイスは午前9時半。
長野は気温2℃、ジュネーブは7℃。
まだまだ寒いとはいえ
マスクを外し大きく息を吸い込みたくなるような
空気の匂いを感じます。
すでに真冬のそれとは明らかに違っているなと感じます。
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