皆さんいかかがお過ごしでしょうか?
今日はタイトルにしました「小さな違い 」 と「小さな同じ 」 についてお話します
まずはこちらのモデルをご覧ください
メカニカル(自動巻)ブライトチタン製 SBGR059 504,000 円 (税込)
ケースサイズ 37.8mm / 重さ 96g / 厚さ 13.4mm
カッコイイですよね~この崩さないスタイル!
さて、次にこのモデル
メカニカル(自動巻)ステンレス製 SBGR071 367,500 円 (税込)
ケースサイズ 37.0mm / 重さ 149g / 厚さ 13.3mm
両モデルとも、見れば見るほどよく似てますね~
なんだか、違いがあってもなくてもいいのかも?? と思えてくるような (笑)
むしろラインナップの中で、これほどフェイスの似たモデルがあるブランドも 珍しいです
そうそう余談ですが…
グランドセイコーのショーケースをのぞいていると
よく似た兄弟がたくさんいる大家族を見たときのような錯覚が…… (笑)
いやいやいや (汗)
声を大にして言いたいです
第一印象だけでは語れない
それがジャパニーズ個性 !!
何度も何度も話していると、いつのまにか親近感がわいてくるんです !!
たとえば
左 : ブライトチタン製 SBGR059 / 右 : ステンレス製 SBGR071
仕上げ方に小さな違いがあります
上 : ブライトチタン製 SBGR059 / 下 : ステンレス製 SBGR071
いわゆるサテン(ツヤなし)と、ポリッシュ(ツヤあり)の使い分けなのですが
時計のサイドビューを見ると、印象が変わるんです !!
えっ、「ほとんど差がない 」 って?
いえいえ、まだまだいっぱいあるんです
左 : ブライトチタン製 SBGR059 / 右 : ステンレス製 SBGR071
チタン製はインデックスに大きいサイズのものを使い
ステンレス製は通常サイズのものを。さらに短針 ・ 長針に黒味がかった独特の仕上げをしています
小さな、そう、本当に小さな違いです
さらに顔を近づけると
左 : ブライトチタン製 SBGR059 / 右 : ステンレス製 SBGR071
よく見ると秒針が違いますね
チタン製はブルースチール
ステンレス製は、先端が赤い仕上げになっています
そして文字盤の外周の目盛りに目をやると
チタン製は、1秒単位で間隔のあいた目盛りが
ステンレス製は、1秒を4分割した目盛りが、それぞれ使われています
実に小さな違いです
目を凝らせば山のように出てきそうな 「小さな違い 」
そろそろ クドイ!と怒られそうなので、最後にブレスレットを
左 : ブライトチタン製 SBGR059 / 右 : ステンレス製 SBGR071
チタン製は、5連ブレス(パーツが5列になっている)
ステンレス製は、シンプルな3連ブレス
う~ん、小さな違いですね
こうしてみると、どこを見て個性と呼ぶのかは
「違い 」を見つけた人によるのかもしれませんね~
あなたは、大きな違いが好きですか? それとも、小さな違いが好きですか? (笑)
あっ!! 「小さな同じ 」をお話しし忘れました
両モデルとも、搭載するのは9S65ムーブメント
3日間のパワーリザーブを誇り、精度はスイスのクロノメーターより厳格な
グランドセイコー規格にて検査を受けます
まだまだお話ししきれないことがたくさんありますが、またの機会に
ぜひお店でお会いして、語らせていただければ幸いです
家族一同お待ちしておりま~す !! (笑)