みなさんご機嫌いかがですか?
やっと書きたかったこのブログ、「アクアタイマー2014 」 です!
今年はアクアタイマーシリーズが一新されました(こちらのクリキブログでもご紹介しております)
前作と比較してみて、特に大きく変わった点にあげられるのが「ベゼル 」 です
左:IW329001 新アクアタイマー
右:IW376905 旧アクアタイマー
個人的な感想なんですが、
視覚的に大きな割合を占める部分の変更というのは、
そのモノのイメージを大きく左右するわけで、
それを「変える 」 ということは、
ただ違うものに差し替えたという意味にあらず、
「進化 」 したんだと思うんですよね。
その進化は、モデルの持って生まれた「個性 」 です。
存分にかわいがってあげましょう♪(笑)
ベゼルが、操作するアウターと、連動して稼動するインナーにわかれたことが最大の特徴。
アウターベゼル、インナーベゼルをめぐる設定は過去のアクアタイマーの遍歴を見ると、
定義の確立を模索しているのがわかります。
視認性はよいが、操作がリューズのためにわずらわしいインナーベゼルと、
操作は簡単だが視認性は針類に隣接するインナーベゼルには劣るアウターベゼル。
徹底的に実用性を追求するIWCだからこそ悩んでしまうような深いテーマなんですね。
IWCファンの私としては、そんなところに思わずニヤリとしてしまいます(マニアック?)
アウターベゼルはデザインをご覧になってピンッとくる方も多いのではないでしょうか。
往年の名作「オーシャン2000 」 を彷彿とされるカットパターン!
そしてサテン(ツヤなし)と、ポリッシュ(ツヤあり)の仕上げを使い分けて、
ソリッドなデザインながら高級感を演出しています。
また画像下に見えるラバーストラップの幾何学的なパターンも、
実は初代アクアタイマーのストラップパターンによく似ている!?(マニアック?)
このアウターベゼルを操作し、連動するインナーベゼルで時刻の経過を表示するシステムを、
IWCはセーフティーダイバーシステムと名づけました。
もちろんアウターベゼルを逆回転しても、インナーベゼルは動きません。
システムを可能にした構造が、9時側にあるリューズのようなギアボックスの中に収納されています。
インナーベゼルと、アウターベゼルの融合、不可能と思われることを可能にしちゃいましたね。
すごい!
アクアタイマーシリーズの、イメージムービーが、メチャクチャかっこいいです!
ダイビングしない私も、海に潜ったつもりで見入ってしまいました(笑)
一見の価値ありです!
ちなみに、ムービーの中に今回とりあげました「セーフティーダイバーシステム 」 の
構造が立体的に分解されるシーンが出てきます。
IWCのムービーはカッこよすぎます。