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STAFF BLOG

IWC

複雑時計が在るからこそ

栗城 一美

皆さんこんにちは。

朝の大雪が嘘のように無くなった長野駅前でした♪

 

 

 

さて、腕時計の 「 三大複雑機構 」 と言う言葉を聞いたことはございますでしょうか。

 

 

 

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簡単に言うと、とっても複雑なメカニズムを搭載した3種類の腕時計ですね。

(ブログ内の画像は、必ずしも全てのコメントと一致しているわけでもないので雰囲気としてご覧下さいませ)

 

 

 

「パーペチュアルカレンダー」 「トゥールビヨン」 「ミニッツリピーター」 

 

の3種類でさらに、この機能がダブルで搭載、あるいはプラスアルファされたものは

グランドコンプリケーションと呼ばれてまして、とんでもない複雑時計となります。

 

 

 

3つの複雑時計をひとつずつご説明させていただくと、相当な文字数にもなるわけで…

簡単に要所だけのご説明いたしますと

 

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パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー) = ほとんどのタイプが西暦2100年まで調整不要のカレンダー機構が搭載。

 

 

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トゥールビヨン(フランス語で渦巻き) = 時計の精度にかかわる重力、姿勢差の問題を軽減、分散してくれる機構。

 

 

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ミニッツリピーター = 美しい音色が鳴る回数で時刻を知ることができる機構。

 

 

と、こんな感じでございます。

価格も、だいたいどれも1000万前後だったりします(汗)

 

多くの方が、必要なのか?実用あるのか? 疑問を抱かれることがあるかもしれませんが、

そのときの時代に必要とされて誕生したのは事実ありまして、

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現代において最大の魅力は 「 美 」 であり、熟練時計技師のロマンと技術の結晶であり、成果かもしれません。

 

 

 

そして上記3つの機構は歴史と技術力がある、ごくわずかなブランドしか設計・製造できません。

当店が取り扱うブランドの中では、IWCが3つの機構全てを常時ラインナップとして用意。

 

 

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他ブランドでは… ゼニス! 特にトゥールビヨンの開発に関して抜きんでた存在でして

独自で開発されたスタイルのトゥールビヨンは見るものの目を奪う 「 美 」 があります。

 

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(ゼニスの特化されたトゥールビヨンについてはまたの機会に、きちんと紹介いたします)

 

 

 

さて今日の私のブログも、結局長くなってなにが言いたいの? と、自分でもつっこみたくなりますが(汗)

 

複雑時計を作り続けるブランドは、もちろんその高価なモデルを販売することができますが

開発して製作し続けるブランドとしての姿勢が、惹きつける魅力でもあったり、

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のちには信頼にもつながっていくと思えます。

 

 

 

時刻を知るためだけに機械式時計を手にする方が少ないのは、意外と普通なことだったりしますが

それ以外の部分でプラスアルファの内容を感じなければ、

長く安心して使っていきたいという期待に応えるのも難しいのかもしれないです。

 

 

 

 

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どうでしょう、なんだか柄にも無く最近語り気味の私ブログですが

色んな目線でブランドを大きく見てみるのも楽しいです♪

 

 

 

 

 

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そんなブランドがつくる、極めてシンプルな時計も魅力的ですよね♪

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