みなさんこんばんは。
2016年は、うるう年にあたります。
今月は4年に一度の「2月29日 」 が最終日に控えています。
一般的な機械式時計の日付機構は、
どの月でも「31日 」 までを表示してしまいます。
しかし、うるう年に(2月に)調整が必要ない時計があります…。
ポルトギーゼ・ パーペチュアル・カレンダー IW503404
¥4,490,000+税
いわゆる「電波時計 」 や、「GPS時計 」 は、
ラジオの電波やGPS信号を受信して、
それぞれの情報の中から「時刻情報 」 を認識して、表示します。
つまり、時計じたいの時刻というより、
「時刻情報 」 を持っている電波・信号を受信し、
そのたびに時刻を更新(誤差を修正)しているというものです。
携帯電話もその代表例ですね。
機械式時計の複雑機構の1つ、「パーペチュアルカレンダー 」。
調整が必要ない期間は、2499年12月31日まで。(あと483年!)
もちろん、時計じたいの機構で可能にしています!
人類の叡智が詰まっているといっても過言じゃありません!
「絶対にうるう年の調整はやりたくない! 」 というニュアンスだったのかはわかりませんが(笑)
「2月29日 」 の調整をなくすために、
ものすごい機構をつくってしまったんですね、昔の時計職人さんは…。
ちなみに「パーペチュアル 」 は「永久の 」 という意味です。
夢がありませんか、時計って(笑)