時計は愛用していると細かい傷がついてだんだんと白っぽくなってきてしまいます。
ブレスレット部分が1番目立ちますが、時計本体や革ベルトのバックルの部分など、
金属が使用されている限り避けられないことですね。
そこで突然ですが、皆さまは時計に磨きがかけられるということはご存知でしょうか?
恐らくご存知の方が多いと思いますが、磨きとはどんなことか
ざっくりいいますと『時計の金属部分を磨き上げる作業』です。
(そのまんまですね 汗 )
磨く=金属の表面をなめらかにする。
なので深くない金属部分のキズを消すことができるのです!
(打痕やそこまでいかなくてもある程度深いキズだと限界があります)
ちなみにこちらは1年半の期間毎日お使いいただいている時計。
お仕事中にもご愛用していただいているそうですが、
そのときに激しくぶつけてしまい気になるキズができてしまったので
お預かりさせていただきました。
※ ちなみに通常は1年半で、こんなにはなりません。
かなりかなり酷使される方の特例ですのでくれぐれも(^^;)
そしてブランドから磨き上げが終わって返ってきた時計がこちら!
黙って見ていたら新品と勘違いしちゃいそうなくらいピカピカになって戻ってきました。
もちろんキズの深さによっては磨き上げに限界はありますが
自分の長年愛用してきた時計がもう1度新品みたいになったらよりいっそう大切に使っていけそうですね。
個人的にはキズが入った時計も、時計とお客様の歴史を見ているようでたまらなく好きですが、
使い込んだ時計に磨きをかけるのもまた大切に使っていきたいから、
というお気持ちからされるご希望されるお客様が多いので磨きをかけた時計を見るのも好きなんです♪
ブログをご覧いただいている皆さまは
歴史を刻んで残していく派ですか?
それとも磨きをかけて新たな気持ちで使っていく派ですか?
私は…オーバーホールのタイミングで考えようと思います♪