本日のブログはタイトル通り、スプリングドライブSBGA211を
あらためてご紹介。
よく「ユキシロ」と呼ばれることがありますが正式名称ではなく
愛称、または通称「ユキシロ」としてかなり浸透しております。
グランドセイコーマスターショップモデル|SBGA211 ¥620,000+税
ブライトチタンケース採用の41mmサイズ。
従来のチタン素材と比べてブライトチタンの色合いは明るくステンレスにかなり近く
単体だと素材の判別は、けっこう難しいです。
注目はやはりダイヤル。
信州、塩尻の工房で製作されそこから見えるアルプスの雪景色を文字盤に表現したとされています。
真っ白い文字盤の上を滑らかに進む(スイープ運針)ブルースチール(青針)の動きが
多くの方に支持され不動の名作として人気がございます。
真っ白ではあるものの、よくダイヤルを見ていただくとデコボコと和紙のようにも感じる質感で
積雪を表現しているんですね。
控えめなのに個性があり国産らしい和の表現が支持されるポイントだと思います。
素直に国産っていいなーって感じてしまいます。
スプリングドライブが世に出て今年は20年の節目を迎えました。
スプリングドライブのラインナップも増え、数量限定のモデルなどもございますが
それでも、やっぱりSBGA211!と言うのは来店されるお客様からの声でもございます。
信州と直につながりがあることも大きい理由ですよね。
このモデルを店頭でご紹介しているときは、なんだか私まで誇らしい気持ちと言うか
この地で良かったな~っとか色んな気持ちが交じり勝手に嬉しくなってます(笑)
だからでしょうか、先ほどから似たような構図の写真が続いてますが微妙に角度・距離を変えての
撮影で納得のいく写真をと(自己満足ですみません)
グランドセイコーの時計は全般的に撮影が難しくカタログやWEBサイトでご覧いただいて
実機を見ると質感など雰囲気の違いに驚きます。
わかりやすいスプリングドライブの特徴として7時位置から8時位置に
パワーリザーブ(ゼンマイ駆動時間)のメーターがございます。
針が下までいって満タン72時間ですが、時計を利用される際に止まっている状態でしたら
手巻きでの巻き上げは、ほんの少し(5回ぐらい)で大丈夫です!
それだと目盛りは数ミリしかたまっていない状態ですが巻き上げ不足による
時刻の遅れなどスプリングドライブは影響を受けず、素晴らしいのは一定の動きが手首にあった場合、
あくまで私の感覚ですが約半日ほどでパワーリザーブの目盛りは、ほぼ満タンまで増えてます!
素晴らしい巻き上げ効率と実用性なんです。
スプリングドライブの機構は日本人の気質に合う日本らしい良さが詰まった時計。
ぜひ、26日までのグランドセイコーフェア期間中はスプリングドライブに触れてください。
ご来店お待ちしております!