皆さんこんにちは。
本日から9月。
9月だからと言えばそれまでですが厳しい残暑感はさほどなく
過ごしやすいですね。
個人的に夏の終わりは、何度繰り返し経験しても
後ろ髪を引かれる想いがございます。
単純に暑くてしょうがない夏の季節が大好きなんですが。
そんな想いにふけながらIWCのアニュアルカレンダー機構を調整いたしました。
この調整が醍醐味と言うか特に大好きな瞬間♪
複雑な内部機構をイメージして確実な操作を致します。
コツは優しくゆっくり。
まずは指先に伝わってくる手応えを感じながらゆっくりとゼンマイを巻き上げます。
搭載するIWC自社キャリバー52000シリーズの巻き上げは「ジーッジーッ」っと心地よい感触。
そしてカレンダーを合わせていきます。
日付けと曜日は単独で操作が可能なので曜日だけは先に調整を済ませ
日付け早送りをすることで月を合わせていきます。
31日から1日に切り替わるとき月も同時に翌月へ切り替わります
日付けは「スルスルカシャン」←この感じを繰り返していきますが
スルスル~をスマートに調整してカシャンの時はデリケートに操作しています。
(分かりづらくて、すみません!店頭対応では分かりやすくて安心でございます)
取り扱い説明書には書かれていませんが、カシャンの瞬間は特に優しく操作したくなる気持ち…
が、きっと時計好きの方達にはあるのではないでしょうか?!
なので、その調子で日付け調整をして月が替わる瞬間なんて、もう、もう、もう、
もう~よっこいしょ… っと、やっぱりうまく表現が出来ないすね(汗)
とにかく大事な瞬間でございます。
機械式時計は複雑なほど高価になりますが操作を熟知すると複雑であればあるほど
手間に思える過程が楽しいです。めんどくさいと思える手間が実は楽しみになります。
IWC|ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー ¥3,250,000+税 IW503504
2月末のみ手動調整が必要。針でなく小窓で表記するためにふたつの香箱を用意。
充分なパワーがディスクを動かし7日間パワーリザーブまで用意された珍しい内容の実用時計です。
写真の3時位置がリザーブ目盛りで約2日分のゼンマイがたまっています。
この状態で腕に着けご使用いただければ、ペラトン自動巻き機構は両方向での巻上げが可能で
一定の動きがあれば… リザーブの目盛りは、さてどうなるでしょう?
そんなところもユーザーになられた方の楽しみポイントかと思います♪
月初め1日だからとブログを綴りましたがなんのブログを作りたかったのか… (笑)
機械式時計の疑問、お悩みなどあらゆるご質問に分かりやすくご説明いたします。
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