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STAFF BLOG

GRAND SEIKO

比較検討|GS SBGR351 & SBGH201

栗城 一美

本日のブログは時計を検討される際の比較検討について。

 

 

その前に、検討内容にもいくつか種類がございまして

まったく異なる方向で検討される内容。

 

例えば、ダイバーズウォッチかドレスウォッチか。

もしくは、クロノグラフか三針か。などなど。

 

ビックサイズかスモールサイズか。ここは好みがはっきりされている方が多く

経験上ほぼ無い検討内容でございます。

 

多いのは同系統の内容での比較でございます。

 

価格が違えば内容も異なる点がはっきりございますが

本日は同系統でのディティールの違いを比較致しました。

 

 

グランドセイコー|SBGR315 自動巻きメカニカル3days ¥480,000+税

ケースサイズ40mm 厚さ13mm 重さ156g

 

 

シルバーのダイヤルに青針が美しく、わりと近年の新作モデルに対し。

 

 

 

グランドセイコー|SBGH201 自動巻きメカニカルハイビート ¥620,000+税

マスターショップ専用モデル ケースサイズ40,2mm 厚さ13mm 重さ151g

 

 

こちらも、シルバーのダイヤルに青針が美しいロングセラーモデル。

 

大きな違いはハイビートか通常(8振動)ビートか。

リザーブが50時間か3days(72時間)か。

ショップモデルか通常ラインかの違いになりますが

 

ほぼほぼ、上記内容が価格の違いに大きく関わってきています。

 

 

 

さて、ディティールの違いは…

 

 

 

SBGR315

 

 

ダイヤルの仕上げ、リューズ形状とサイズ、インデックスバー目盛りを見比べていきます。

 

 

SBGH201

 

ダイヤルの色合い違い分かりますでしょうか?315の方がシルバー感が強く

サンレイ仕上げ(放射線状に広がる)がはっきり出てるのに対して201は

白に近いシルバーでサンレイ仕上げはございません。

 

ねじ込み式のリューズは若干の違いが意外と印象を大きく変えます。

315より201の方がどっしりしていて刻みの入り方(間隔)も違います。

 

インデックスは違いが分かりやすく、太くてどっしりか細くてシャープか。

 

 

 

側面から2本を比べてもリューズの大きさの違いは分かります。

上が315で下が201。

 

 

315は側面フルポリッシュの仕上げに対し201は中央ラインにサテン仕上げが入ります。

 

 

 

12時・6時位置に入るロゴバランス。SBGR315

 

 

 

12時・6時位置に入るロゴバランス。SBGH201

 

 

 

正面アップ比較。

 

いかがでしたでしょうか。何か時計選びの参考やきっかけになったら幸いです。

ディティールの違いで良し悪しと言うより、人それぞれのお好みの方が大事かと思います。

 

 

本日ご紹介のSBGH201はムーブメントが特殊であり、だからこそのマスターショップモデル。

 

お車に例えたとき、大型エンジンや高性能エンジンが搭載された車が

低価格帯であることは少ないのと、同時に通常よりディティールが車であれば外装・内装など

手間暇が多くかかっているのも事実あるのかと思います。

 

個人的には高性能ムーブメント搭載なのでオススメ!!…だけではなくて

高性能ムーブメント搭載はディティールもこだわり仕様が多いのでオススメ!!

(グランドセイコーだけに限らず)と言うような思いです。

 

 

 

 

皆さま、ぜひぜひ店頭ではもっともっと詳しく丁寧にご案内いたします。

9月最終週、たくさんのご来店お待ちしております。

 

 

 

 

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