皆様こんにちは
先日も今月末に上田市のジュエリー東京本店で開催する催事に先駆けて店頭に展示している
リヤドロの磁器作品をご紹介しましたが、今回は当店本業のお時計をご案内します。
イベントの3日間限定展示となるジョセフ&トーマス・ウインドミルズの時計です。
伝統的なブリティッシュ・スタイルの紳士的な佇まいを醸しているモデルたち。
全て手巻きのムーブメントを搭載。ケースマテリアルは貴金属を使用し、ストラップのレザーは
英国製のブライドルレザーを採用しています。
「Made in ENGLAND」であることを誇りとし、我々が思う英国的美しさを存分に感じさせてくれます。
17~18世紀にジョセフとトーマスのウインドミルズ父子によりロンドンの時計メーカーの中で
重要な役割を担っていました。王室で愛用された事実や現在も大英博物館など有名な博物館などに
展示されていることからもその存在の大きさを伺うことが出来ます。
残念ながら1737年にトーマス・ウインドミルズが亡くなり、後継者がいなかったため
ファミリーで行っていたこのブランドは終焉を迎えました。
そして現代に同じブランドの名で復活したジョセフ&トーマス・ウインドミルズは
そのウォッチラインにおいて、昔ながらのイギリスの時計作りの価値観、素材、トラディショナルな
「ブリティッシュ・スタイル」の復活を意味しています。
それではこの機会にご覧いただけるそれぞれのモデルのいくつかをご紹介します。
WLS 20002/01 18KGold無垢ケース 380,000円(税別) ケース径:31.5mm
5時位置のスモールセコンドにノンデイトの顔が非常に上品で美しいです。
そして18Kの金無垢ケースでありながらこの価格。
最近の金の高騰に左右されずブレない価格設定です。
WGS 10002/50 925Silver使用 160,000円(税別) ケース径:38mm
こちらは銀無垢を使用したモデルとなります。
ローマ数字の12の時に加え、60までのアラビア数字とレイルウェイの目盛り、
柄や配色などどのバランスを見ても一目みてイングランドだとわかる伝統的な意匠です。
裏はシースルーバックになっています。
手巻きした時の歯車の動きがダイレクトに見ることが出来て愉しいです。
WGP 10001/50 925Silver使用 260,000円(税別) ケース径:56mm
普段取り扱いございませんが、懐中時計もご用意しています。
専用のチェーンも付属していますので、どのような服装で、どのような場面で、と使用に際して
諸々想像出来るのが楽しそうですね。
裏からのぞくムーブメントは腕時計と比べパーツが大きいので、その動きを
観察すると大変迫力があります。
ケースの周りを取り囲む花模様はウインドミルズ・フローラルと称されます。
J&Tウインドミルズのダイアルデザインには「神の比率」と呼ばれる「黄金分割」が用いられ、
数学的なアプローチがなされていることもその美しさの1つのポイントです。
当店では主に時計大国スイスの機械式時計を扱っているわけですが、
このようにいろいろとご案内できる機会にスイス以外の時計の良さにも触れていただけると嬉しい限りですね。
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